2012年5月15日火曜日

美女Linux

美女Linuxという変なブログパーツを見つけたので貼ってみた。そのうちウザくなって取るだろうとは思うけど、しばらく面白がってみたい。
感想を少し。
  • パネルに書かれたコマンド名はおろか、右上のコマンド名さえ見えないのがあるのは困る。別に困らんけど。
  • 知らないコマンドがまだまだあることに驚愕。
  • 美女と呼ぶのはいかがなものかと思われる女性g
  • 熟女Linuxは無いのか?
  • なんか今一愛着がわかないのはなぜだろう。全身表示にこだわって顔が小さくなっちゃったせいか?
  • 逆光が好きなのか?
  • usrmodの娘が可愛いとか、gzipの娘は圧縮必要とかやって遊びたいので、やはり顔を大きくしたほうがよか。

2012年5月7日月曜日

戦略の階層

地政学を英国で学んだ よりメモ


世界観(人生観、歴史観、地理感覚、心、ヴィジョン)

政策(生き方、政治方針、意志、ポリシー)

大戦略(人間関係、兵站・資源配分、身体、グランドストラテジー)

軍事戦略(仕事の種類、戦争の勝ち方、ミリタリーストラテジー)

作戦(仕事の仕方、会戦の勝ち方、オペレーション)

戦術(ツールやテクの使い方、戦闘の勝ち方、タクティクス)

技術(ツールやテクの獲得、敵兵の殺し方、テクニック&テクノロジー)

なるほどー。
で、筆者が指摘してるのは

ところが日本人の悪いクセは、状況が逼迫してきたり、勝ったと思っていい気になっている時に「ものごとを下位の(戦術〜技術)レベルだけで考えよう/考えたい」という変な欲望に負けてしまうという傾向を強くもっている点。

これあるなー。気をつけておこう。

2012年4月26日木曜日

Google Drive 途中経過 - Linux版はまだよ

申し込んであったGoogle Driveだが「ととのいました!」の通知が来たので使ってみようと思った。実はwktkだったのだが。

まず「Linux版のデスクトップはまだありません」に凹む。

このまま待とうかとも思ったがwktkだったので、Windows版でもいいから、どんなものか使ってみようかと思った。
私の環境はUbuntu DesktopにVirtualBoxを入れてWindowsXPを動かしているので、そっちにダウンロードした。
Google Driveアプリケーションのインストール作業の最後に、「Google Driveフォルダ(K:)が使えない、別な場所指定しろ」 とのメッセージ。K:はUbuntu側のディレクトリをマウントして使っているやつだ。ドライブレター決め打ちなの?
仕方ないのでC:の直下にGoogle Driveディレクトリ作って作業終了。
ここにバックアップしたいファイルやディレクトリをドロップすればいいんだな。
試しに大学での仕事のフォルダをドロップしてみた。それらは先程のK:ドライブの中にある、Linux側のフォルダをマウントしたものだ。



エラーになる。

ひっかかったのはA5_template.otgというファイルでOO Drawのテンプレートだ。なんで引っかかったのか判らんが、要らないので消してやり直した。

またエラー。

見かけのファイル名に問題は無いと思われるので、多分VirtualBoxの仮想ドライブだからだと思われる。これでは事実上使えないし、深く詮索するのも面倒と判断。Linux版が出るのを待つことにする。まあ、出るのは出るらしいから。

Windows版はコマンドラインでrobocopyなどを使って同期したりできるような・ので、Linux版でもrsyncなどが使えるのだろう。そうなると非常に嬉しいことになる。我慢我慢。

2012年4月25日水曜日

Outlookのアドレス帳をCSV経由でGroup-Officeにインポート

結論から言うと、Group-Officeのインポートプログラムがフィールドごとの対応を設定可能なので、どんな並びであってもCSVならインポートできる。GroupOfficeのWiki
このWikiを読んだ時、多分他のページで読んだことがこびりついてたのだと思うが、自分の中では「OutlookのアドレスをGroupOfficeにインポートする方法」だと思い込んで読んでいた。作業の最後のCSVをGroupOfficeに食わせる段階で、CSVならなんでもOKだとわかった。思い込んでしまった私が悪い。
というわけでOutlookのアドレス帳を用意しなきゃならんと思い込んでしまっていたのだが、私は祖父に「Microsoft製品は極力避けるように」と遺言されているので、Outlookは使っていない。従ってデータも持っていないのでテストデータを作るためにわざわざThunderbird->OutlookExpress->Outlookとアドレスデータを変換して行ったのだが、前述のとおりThunderbird直でもよかったわけだ。

さて、以下Outlookの場合 - 英語版でスマソ
Outlookを立ち上げますわな。
[File] - [Import and Export]と選ぶ。
"Export a file" を選択。
"Comma separated value(Windows)" を選択。
"Contacts" を選ぶ。
セーブする場所を選んでファイル名をつける。場所忘れんように。
 Jobを確認して[Finish]を選ぶ。作業が始まります。

Group-Officeにログオン
[Addressbook]タブ選び、 [Administration]をクリック。
インポートしたいアドレスブック(まあ、自分のですね)をダブルクリック
ダイアログボックスが開くので[Import]タブをクリック.
File type は "csv", 先程のCSVファイルを選ぶ, Importのところで"Contacts"を選択.
Separated Value は (カンマ)でEncapsulate Value = " (Double quotation)を入力。
んで[Upload]を押す。

ここで下のようなフィールドの組み合わせを設定するダイアログボックスが表示されるので、こつこつと設定していく。必要なフィールドだけでもちろんかまわない。
設定ができたら "Import"で読み込みを開始する。

と、まあ、デリミッタも囲み文字も選べるので、ほとんどのソフトから持ってこれると思う。Excelなんかの場合は1行目にコラム名を入れておけば分かりやすいですね。Outlookのエクスポートは1行目にコラム名が出ます。

ところでGoogleカレンダとの同期ができないか調べているのだが、SynchronizeはPro
版じゃないと出来ませんよ、みたいな書き込みを見つけてしまった。これホントだったらGroupOffice選択した事自体大間違いのような気がしてザワッとします。


よく使う割によく忘れるTips

  • lessのカラー化 参照
    • vimのマクロを使うらしい。
    • find /usr -name less.sh などとやってスクリプトを探す。
      Ubuntuの場合は /usr/share/vim/vim72/macros/less.sh
    • これをAliasでlessにしてしまえば良い。私の場合は、.bashrcに入れた。「.bash_aliasを作ってそこに入れなさい」と書いてあったが絶対忘れるに決まっているので・・・。
    • このままだとスクロールじゃなくてカーソルが動くので、それが気に入らない人は、/usr/share/vim/vim72/macros/less.sh の最後の行の上に下記4行を挿入のこと。
      map <UP> k
      map <DOWN> <CR>
      map <LEFT> u
      map <RIGHT> d
  • 帯域制限
    • lftpの帯域制限
      • set net:limit-rate 30000 ---- 30Kbyte/sec程度に制限。
    • scpの帯域制限
      • -l 30K(Kは不要でした)
    • wgetの帯域制限
      • --limit-rate=30K
    • rsyncの帯域制限
      • --bwlimit=30
  • mailmanのサイトパスワードリセット
    • /usr/lib/mailman/bin/mmsitepass
    • 助かった。半殺しにされるところだった。
  • スクリーンショット 範囲指定
    • import -pause 3 filename.jpeg
    • 最近はshutterばかり使っているのだが。
  • sshが遅いんですけど
    • ssh -v hostでどこが遅いかデバッグできる。
    • sshd_configにUseDNS noは当然として、
    • GSSAPIAuthentication no を入れる。
  • VirtualBoxのVdiを使い回す
    • vdiのコピーを作る。
      • VBoxManage clonevdi WindowsXP.vdi Windows-XP.vdi
      •  ほんとはこれでいいはずなんだがUUID重複のエラーが出た。   
    • なのでuuidを強制的に変更する。
      • VBoxManage -nologo internalcommands sethduuid /home/keiji/VirtualBox\ VMs/Windows-XP/Windows-XP.vdi
    • フルパスで書かなきゃいかんそうだ。
  • GNU screenで(私が)必ず設定する事項
    • コマンドプレフィクスをCtrl-Aから別のものに。bashの行頭移動とかぶる。
      • escape "^p^p" ---> Ctrl + Pにしてます。
    • 画面の下にscreenのリストと時計を表示(お気に入り)
      • hardstatus alwayslastline "[%02c] %`%-w%{=b bw}%n %t%{-}%+w"
    • 画面のスクロールできるようにする。
      • termcapinfo xterm ti@:te@
  • aptでgpgエラー:proxy経由でkeyling取得(2012/09/13追加)
    • apt-keyはプロキシに対応してないので、
      • gpg --keyserver keyserver.ubuntu.com --keyserver-option http-proxy=proxy.hoge.ad.pg:8080 --recv-keys 2EAE1437F7D2C623
    • で、aptに渡す。
      • gpg --armor --export 2EAE1437F7D2C623 | apt-key add -
    • aptitude update
       

2012年4月16日月曜日

変な料理シリーズ(1) - 焼き蕎麦

しょっちゅう思いつきで変なものを作っていてたまに美味しいことがあるのでメモせねば、とは思っていた。でもシリーズ化できるのかなあ。

パプアニューギニアに居るので生麺は望むべくもないが、たまに乾麺の蕎麦が手に入る。先日茹で過ぎちゃったときに作ったのがこれ。
茹で過ぎて捨てるのは勿体無いのでとりあえず冷蔵庫にしまった。
翌日は生憎と体調が悪く、手っ取り早く何か腹に収めて横になる必要があった。昨日の麺を取り出して端っこ齧ってみたら、ポヨポヨにのびてた。通常の料理では食えるものは作れなさそうなので、焼くことにした。
日本でも、3玉とか4玉入って100円くらいの蒸し麺を使って焼きそばを作ることがあるが、私の作り方はちょっとだけ違うと思う。麺を焦げる寸前までじっくり炒めるのだ。そうすると麺がモッチモチになるので、これを皿に取り出して野菜を炒めるところから始めるのだ。これおすすめ。
で、今回も蕎麦を油でモッチモチ通り越して少しカリカリになるまで炒めた。そして「永谷園の松茸のお吸い物」を大きめのお椀に作り、炒めた麺を入れて食う。
モチモチの部分、ちょっとカリカリの部分両方楽しめ、炒めた油がお吸い物に浮いてるのもまた旨い。残念ながら汁が少ないので、フルサイズの蕎麦の半分くらいのボリュームだった。
次には、汁はインスタントじゃなくてちゃんと作ってみようと思う。

2012年4月9日月曜日

ワタクシとPDA − 記憶力の悪さを誤魔化せ

自分の記憶力に問題があるかも知れないと気がついたのは、中学生の時だった。気がついたことは覚えているが、どう気がついたのか全く記憶にない。
一回ちゃんと覚えるとなかなか忘れないようなので、「覚える」という能力が問題なのだろう、「思い出す」ほうじゃなくて。
そういうわけで、サラリーマンをやってた80年代は手帳をいろいろ工夫した。電話帳とか、予定表とかが薄い帳面になっていて、それをホールダーに複数差し込んで使うタイプのを数年使ったと思う。そのうちバイブルサイズのシステム手帳が出て、もちろん飛びついた。ご多分にもれず何でもかんでも挟んでパンパンになったのをしばらく使っていたが、最終的に日程表、住所録とメモだけがあればいいことになり、TimeSystemサイズ(A5)に落ち着いた。
80年代後半には「電子手帳」が流行ったが、入力にあり得ない忍耐を要求されるのでスルーした。なんで世のおっさんたちはアレを嬉々として使ってたんだろう。
95年頃にHewlette Packard社から200LXというハンドヘルドが出て、一部の人間の間で盛り上がった。私にとってのすべての始まりはNewtonじゃなくてこれだ。
HP 200LX, HPのサイトより

当時の社長が2台買って、1台を私に貸与してくれた。「勉強していろいろ教えてくれ」との事だった。
これは内蔵されているPIMソフトウェアが秀逸で、ついに私も住所録・資料などのデータをコンピュータに入れて持ち運ぶことになった。蓋を開けて住所録などのボタンを押したら準備完了で、本当に重宝した。当時は公衆電話からNiftyやら日経Mixにアクセスして巡回し、地下鉄の中で読んだりしたものだ。 電池の持ちも良かったし、大変に気に入っていた。

そのうち、1996年くらいだったと思うが、米国ではPalmPilotというハンドヘルドが人気だという話を聞いた。インターネットで調べてみるとボタンが4つしかついてなく、特殊な入力方法で文字を入力するのだという。200LXはほぼ廃れた技術を使って最後に咲いた仇花みたいな物で、それに比べてPilotは大変に先進的に見えたのだった。その後、愛好者が日本語化にも成功したという話も聞いた。
さて、当時居た会社を辞めることになり、200LXを返却するか買い取るかどっちにする?という選択を迫られたわけだが、前述のとおり「もう200LXの時代じゃないな」という感じはしていたので買取は辞退することにした。
Palm Pilot, Wikipediaより

私は1997年の暮れ頃にPalmPilotを購入し、買うなり虜になった。詳しくは他の人のブログなりいっぱいあるので調べてもらうとして、この小さなコンピュータは本当に便利だった。便利だっただけじゃなくて使うのがとても楽しかった。LX200より小さいし、蓋を開ける手間もいらないし、素晴らしいソフトもいっぱいあった。
DigitalMovaが出てから専用のモデムも発売された。これで公衆電話を使わなくてもインターネットにつなげるようになり、その時期に機種をPalm3に変えた。電話機をNokiaの502iに変えると赤外線で通信できるようになりモデムがいらなくなった。2000年には機種をHandspringという会社のPrismに変え、アメリカに行った折にSoundsGoodという同機種用のMP3モジュールを購入した。これも楽しいおもちゃだった。
2001年にパプアニューギニアに来てからはPalmOneから出たZireを購入したが、公私共に外を動きまわることが無くなったせいか、あまり使わなくなっていった。だがやはりPIMの無い不便には時々大いに困ることがあり、2007年にTreo600という古い機種を購入。これは携帯電話と一体化したモデルだったが、肝心の電話の機能が怪しく(ノイズが乗る)だんだん使わなくなってしまい、現在に至っている。
しかし身の回りにちょっと調べたりメモしたりできるデバイスがないと、上記のような生活を送ってきた身としてはやりづらくてたまらない。そこで、Android機をいっちょ使ってみるかという気になったのである。最初なので高級機種買ってハズレだったら嫌なので、とりあえず安い機種を買って機種選択の判断基準を持とうと考えたのであった。で実際に購入したのはこちら

2ヶ月くらい使ってるけど、愛着わかないねえ。Palmに戻ったほうがいいんじゃないかと真剣に思ってるくらいだ。

2012年4月6日金曜日

ハゲになりかけたが持ち直した件について

現在4月初旬。状況が改善し始めてから一ヶ月以上経つので、これは間違いないと確信しここに記する。
私は幸いなことに禿げるタイプではないようで、30歳くらいから人一倍白髪が出てきたものの、髪の量で悩んだことはないのであった。髪には特に気を使っていることはなくて、シャンプーは一回、リンスはしない、整髪料は付けない、くらいしかこだわりはない。
昨年の7月に妻がPNGを離れ日本に帰った。今ではSkypeなどもあり、コミュニケーションはとれるので精神的にはそれ程厳しくはないが、とにかく生活がガラッと変わった。毎日食事を作らなければならないし、Laeでは外食もままならないので弁当だって作っている。週末ともなればまとめて洗濯をしなければならないし、大っ嫌いな床掃除もしなければならん。
妻が日本に帰って2・3ヶ月くらい経ったあたりから、鏡に向かうと髪の地肌が見えるようになってきた。手で触ってみると量感が頼りない感じだ。ブラシでかき分けてみると「分け目」の幅がやけに太く見える。そして頭皮が赤みを帯びている。「ついに来たか」
シャンプーを変えてみたり、毎朝頭皮マッサージをしてみたりしたが、状況は改善しなかった。そのうち頭皮が痒くなるようになり、痒いだけではなくて、頻繁に湿疹ができるようになってしまった。日本から頭皮湿疹の薬を取り寄せて塗っていたが、薬は効くものの、毎日ぬらなくてなくてはならず大変だ。髪はどんどん薄くなっていくし。
そんな抵抗を続けていたのだが、2月の中頃だったと思うが、ある日突然ひらめいた。「食い物が悪いんじゃないか?」私は肉をあまり食べない方で、日本に居ると野菜類と魚介類で満足で結構健康的な嗜好のはずなのだが、こちらに居ると野菜も魚類のそもそも種類が限られており、調理の面倒なものは避けるので、どうしても限られた種類に偏ってしまう。そんな食生活のため「何か」が欠乏してるのかも、と気がついたのだ。考えてみれば最初に疑ってもおかしくないことなのだが。
そこで、しばらく飲んでなかったマルチビタミンを朝食時に二錠づつ摂ることにした。驚いたことに、効果が現れるのは早かった。なんと2・3日後にはかゆみが止まった。そして頭皮がだんだん白くなってきた。一週間目には頭皮を触ってみると毛根から短い毛が生えているのを指先にチクチクと感じることができるようになったのだ。この時点ではまだ半信半疑だったのだが、二週間も経つと正面から頭皮が見えるようなことが無くなり、手で触るとゴワゴワした量感が戻っているような気がした。今ではすっかり元通りなのである。
マルチビタミンで治ったので、結局何が足りないのかは不明だが、とりあえず「何かの栄養素」が欠けると毛が抜ける、という因果関係だけは解った。恐ろしいことだ。髪で悩んでいる人は、このあたりも気をつけてみたらいかが、と思う。

2012年4月5日木曜日

GoogleChromeにProxyを設定してJavaのPluginをインストールしたの巻

階下に設置されたWirelessControlerを2回にある自分のオフィスから操作する必要が出てきた。
しかし今の所、直接はつながらない。Gatewayとして稼動しているサーバーならアクセス可能だった。そこで自分のPCからこのGWにVNCで接続し、GWからWireless Controllerに接続して操作することにした。
このGatewayサーバーはubuntu server 10.04LTSなのでWebブラウザを動かすためにGUIのデスクトップが必要になる。Gnomeまではいらないと判断しlxdeをインストールし、WebブラウザGoogleChromeをインストールした。
いざWirelessControlerにつないでみると、Javaの動作環境がないと言われる。さて、Chromeの場合、Javaのプラグインはどこに置けばいいのだろうか。今のところプラグインは何も入っていないためか、検索してもディレクトリさえ見つからない。そこでひとつプラグインをインストールしてみようと思ったが、ただいまメインのインターネットリンクがダウン(しょっちゅうある)していてプロキシー経由したVSAT接続でしかWebにつながらない。しかしご存知のとおり、Chromeは独自のプロキシの設定がなく、システムの設定を参照するはずだ。ということで環境変数を設定してみたが効果はない。これにしばらくはまった。

ちなみに下記をアドレスバーに入れると各種設定が見られ便利。
chrome://net-internals

もちろん、Gnomeをインストールしてないので、"Network Proxy Preference"プログラムも無い。Gnomeインストールすればいいじゃないかとも思うが、負けのような気がしていやだし細々と稼動してるVSATの帯域を占有したくない。
こういうのは起動オプションで設定できるんでないの?と見当つけてググって見たところ下記のページを発見。

http://yuichi.tea-nifty.com/blog/2008/12/googlechrome-c0.html

起動時に下記のように入力し、上記のTipsで設定内容を確認したら、やれめでたし、設定されていた。

$ google-chrome --proxy-server=123.4.56.78:8080

さて準備はできたので、Pluginをインストールしてみようと思う。JREは/usr/lib/javaの下に解凍してあるが、ChromeのPluginディレクトリがどこだかわからない。だからProxyを使えるようにしてPluginがどこにインストールされるか見てみよう、という話だったが、もうよくわからなくなっている。
Chromeは先にFirefoxがインストールされてると自動的にそこも参照してくれるらしいのだが、FirefoxはインストールしてないのでChrome自前のディレクトリに入れなければならない。だからそれはどこだって話だよ>俺。
Chromeのアドレスバーにabout:pluginsを入れるとインストールされているプラグインが表示される。右上にDetailsというのがあるのでこれをクリックすると、インストールされているディレクトリが表示される。あら、何個か表示された。Proxyの苦労はいらなかったではないか。表示されているPluginは/opt/google/chromeに置かれている。では、ここにJREへのシンボリックリンクを張れば良いのだな、と思ってやったらだめだった。またもググったら、pluginsディレクトリをその下に自分で掘ってそこに入れろとのこと。というわけでこれでOk。

$ sudo ln -s /usr/lib/java/jre1.6.0_31/lib/i386/libnpjp2.so /opt/google/chrome/prugins

しかしこれなんとかならんのかー o(`ω´*)o

2012年3月6日火曜日

Groupoffice - オープンソースのGroupware

SOGoは挫折 (;_;)。激遅の件は解決したものの、表示された画面がおかしく、Document読んだりググったりしたが、解決法がわからない。ログにエラーも出ていない。
ということで以前ちょっと触ってみて、インストールがすごく簡単だった印象のGroupofficeを使うことにした。今回はここを参考にした。
groupofficeは基本的にphpが動けばインストールできる。
Souceforgeから適当なディレクトリにダウンロードして展開。そのディレクトリをwebコンテンツのディレクトリにまるごと移動する。うちの場合はこんな感じ。

$ sudo mv groupoffice-com-3.7.45 /home/www/groupoffice

その他モロモロの作業はここを見て。
で、ブラウザでhttp://www.foobar.com/groupoffice/にアクセスするとインストーラーが始まる。これが楽チンなのだ。
まず足りないモジュールのリストが表示されるので、必要な物があればインストールしておくこと。あとは画面に従って設定を進めていく。データベースの設定もここでできる。
あれ、もう書くこと無い。基本的にはこれで使えてしまう。
うちの場合、どうしてもActiveDirectoryと連携したいので(というか連携できないんだったら使えません)ldapの設定を行ってみることにした。

まずはconfig.phpに下記を追加。内容はご自分の環境に合わせて。下から2行の意味は不明。

$config['ldap_host']='123.45.43.210';
$config['ldap_port']='389';
$config['ldap_user']='ldapuser';
$config['ldap_pass']='password';
$config['ldap_basedn']='dc=staff, dc=unitech, dc=ac, dc=pg';
$config['ldap_peopledn']='dc=staff, dc=unitech, dc=ac, dc=pg';
$config['ldap_tls']=false;
$config['ldap_auth_dont_update_profiles']=false;
$config['ldap_use_uid_with_email_domain']='';

次にgroupofficeディレクトリの中にldapauth.config.phpファイルを作る。内容は下記のとおりマッピング情報である。ActiveDirectoryの場合は usernameはsAMAccountNameだが、openldapなどの場合はuidとなる。

$mapping=array(
'username' => 'sAMAccountName',
'password' => 'userpassword',
'first_name' => 'givenname',
'middle_name' => 'middlename',
'last_name' => 'sn',
'initials' => 'initials',
'title' => 'title',
'sex' => 'gender',
'birthday' => 'birthday',
'email' => 'mail',
'company' => 'o',
'department' => 'ou',
'function' => 'businessrole',
'home_phone' => 'homephone',
'work_phone' => 'telephonenumber',
'fax' => 'homefacsimiletelephonenumber',
'cellular' => 'mobile',
'country' => 'homecountryname',
'state' => 'homestate',
'city' => 'homelocalityname',
'zip' => 'homepostalcode',
'address' => 'homepostaladdress',
'homepage' => 'homeurl',
'work_address'=> 'postaladdress',
'work_zip' => 'postalcode',
'work_country'=> 'c',
'work_state' => 'st',
'work_city' => 'l',
'work_fax' => 'facsimiletelephonenumber',
'currency' => 'gocurrency',
'max_rows_list' => 'gomaxrowslist',
'timezone' => 'gotimezone',
'start_module'=> 'gostartmodule',
'theme' => 'gotheme',
'language' => 'golanguage',
);

で、 ApacheをリスタートしてActiveDirectoryのアカウントでログインを試みるもエラー。ここから1時間はまった。ドメインコントローラで見張ってたら、全く問い合わせが来ていないので、ldapauthが動いていないものと思われる。実は、groupoffice/modules ディレクトリの中にldapauthモジュールがあったので、使えているものだとばかり思っていたのが間違いで、GroupofficeのAdmin Menuの中のModuleでインストールしなければならないのであった。これをインストールしてログインに成功した。めでたしめでたし。
さてここまで来たら欲が出てきて、Googleカレンダとかタスクとかと同期したくなってきた。そうするとモバイル機器とも同期できる。次はこれをやってみようと思う。

2012年3月5日月曜日

インターネット10日間断絶

喉元過ぎれば暑さ寒さも彼岸までで、忘れてしまうのも悔しいのでメモっておく。ただし面白くもなんともない話です。

 我町Laeはこの地図のように、首都ポートモレスビーとは4000m級の山脈に隔てられている。我が大学のネットワークは、キャンパスから2キロ弱離れたTelikom(国営電話会社)の施設に繋がっており、そこから無線のリピータをいくつか経由してポートモレスビーに接続されている。この無線回線はインターネットだけじゃなくて、固定電話などのTelikomの主要なサービスがほとんど収容されている。
 山越え経路の途中にMount Strongと言う山があって、そこにリピータがあるんだが、これがよく問題を起こす。なにか起こったら、ポートモレスビーからヘリで現地に行って作業を行うのだが、アンテナがどこにあるか知らないけれど、この山3600mあるのだ。だから悪天候で近づけないなどという言い訳も何度も聞いた。
で、本題だが2012年2月3日からブチブチと切れ始め、2月4日にはこういう状況。



 それから2月14日の午後5時までインターネットから完全に断絶された。Telikomからは積極的なアナウンスや謝罪は全くなく、問い合わせると「Mount Strong で問題が発生したが天候が悪くてヘリが近づけない」の一点張りなのだ。我々も「10日も続けて天候が悪かったなんて今まで無えよ。言えないような理由があるに違いない」と疑いだしたりして。
 この無線回線はインターネットだけではなく、通常の固定電話や3Gの固定電話も収容されていて同様に影響を受けたが、どうやら固定電話だけは別のルートを使用できるらしく数日で復旧した。
 以前Telikomが設置していって、あまりの不安定さに使用を放棄したVSATのシステムがあったのでそれを再度使えるように出来ないか頼んだら、あっさりOKして翌日職員が飛んできた。Telikomがこんなに対応が速いことは不思議で、一層我々は疑いを深めるのであった。
 2月14日に復旧してからも完璧というわけではなく、未だに時々不安定になる。Telikomからの原因の発表もなく、我々も今回は完全に見限った次第である。

SOGoのインストール on ubuntu server(1)

Document読んだ時は、「えーこれ全部やるのー」とひるんだが、業務命令なのでやるしかない。とりあえずドキュメントはざっと読もう。以下、面倒なのでほとんどrootになって作業しているがご容赦を。
aptitude install sogoでインストール。
MySQLコネクタ?sopeも一緒にインストールされる。sogoユーザも追加される。
まず基本的な設定の為の操作を行うためにsogoユーザになる。

#su - sogo


Documentにあるとおり、defaultsというコマンドを使う。スクリプトを作って行なった。

$ vi conf
defaults write sogod SOGoTimeZone "Pacific/Port_Moresby"
defaults write sogod SOGoMailDomain "unitech.ac.pg"
defaults write sogod SOGoLanguage English
defaults write sogod SOGoAppointmentSendEMailNotifications YES
defaults write sogod SOGoFoldersSendEMailNotifications YES
defaults write sogod SOGoACLsSendEMailNotifications YES

で実行して設定。rootに戻って/etc/init.d/sogo restartでエラーなし。
次にLDAPの設定。うちではActiveDirectory使ってるので、試行錯誤の上、下記のようになった。
$ vi ldap
defaults write sogod SOGoUserSources '(
{
type = ldap;
CNFieldName = cn;
IDFieldName = cn;
UIDFieldName = sAMAccountName;
baseDN = "dc=staff, dc=unitech, dc=ac, dc=pg";
bindDN = "cn=ldapadmin, cn=Users, dc=staff, dc=unitech, dc=ac, dc=pg";
bindFields = (sAMAccountName);
bindPassword = pasuwaado;
canAuthenticate = YES;
displayName = "STAFF Active Directory";
hostname = 192.168.1.23;
id = directory;
isAddressBook = YES;
port = 389;
}
)'

で同様に実行して、rootから/etc/init.d/sogo restartでエラーがないか確認。
次はログファイルを見て、エラーを潰していくことにする(ドキュメントを読む元気がなくなってきたので)。
ログはデフォルトで/var/log/sogo/sogo.logに出ることになっている。不都合はないのでこれはこのまま。でエラーの最初の奴はこれ。

ERROR(+[GCSFolderManager defaultFolderManager]): default 'OCSFolderInfoURL' is not configured.


OCSFolderInfoURLをドキュメントで調べたらMySQL関係。ドキュメントではPostgres使ってたので、読み飛ばしたのだった。で調べたらFAQのページにあったので、そのまま実行。パスワード以外は変更する点は無し。
次にApacheの設定をしなければならない。今となっては、インストール後にどこに置かれてたか忘れてしまったが(多分/etc直下?)SOGo.confファイルを探して/etc/apache2/conf.dに入れる。ここでApacheをリスタートするとモジュールが無いと言ってくるので、下記のように必要なモジュールをenabledにする。

# cd /etc/apache2/sites-enabled

# ln -s ../mods-available/headers.load headers.load
# ln -s ../mods-available/rewrite.load rewrite.load

でapacheとsogoをリスタートしエラーが出ないことを確認。
下記にアクセスしてみる。hostnameはご自分の環境に合わせて。
http://hostname:20000/SOGo
強烈に遅い!
一応ページが表示し終わるまで待って、 Active Directoryのユーザー名/パスワードを入力してログインしてみる。
猛烈に遅い!
なんか色々表示してるが、遅くて読み損なってるような感じだ。
基本的には動き始めたようなので今日はここまで。

2012年2月23日木曜日

PNGでAndroid

インターネットに繋がらないんだったらiPhoneだろうがAndroidだろうが無意味なので、PNGでのこれらの使用は諦めていた。ただ、長年Palm機器を使ってきた関係上、持ち運べるPIMがないと仕事や生活に支障を来たすのでiPodTouchの中古とか、中国製の怪しいAndroid端末とか買ってもいいかなと思い始めていた。
 そんな折も折、同僚のBillがHTCのAndroid端末を使っているのを見つけた。聞けばPNGの国営電話会社TelikomがGPRSのサービスをやっているらしい。全然知らなかったよ。誰か教えてくれっての。
 というわけでeBayでAndroid携帯の中古買おうと思ったのだが、近年輸送業界がリチウムイオン電池の運送にデリケートになっているらしく、基本的にはどの運送業者も空輸お断りらしい。それならアジアの業者ならあまりうるさいこと言うまいと思い、香港拠点の会社を見つけて物色してみた。そしたらGSMのみ対応のAndroid携帯ってあるのね。ここPNGではまだ携帯向けの3Gサービスは始まってないので、それでいいわけだ。しかもSIM2枚入るのがいっぱいある。というわけで選んだのがこれ。値段はUSD89.00。3週間かかるけど香港からの送料が無料のオプションを選んだ。
 本当に三週間で届いて、喜び勇んで設定を始めた。WiFi接続は職場のネットワークにそこら辺に転がってたWAPを内緒で繋いで環境を整えた。で、困ったことが起きた。Webは見られるのだがGoogleの認証が出来なくてマーケットからアプリがダウンロードできない。httpはproxyサーバを経由してるので、そのせいかなとおもいパケットキャプチャして見てみたら、案の定認証だけ直接出ていこうとしている。というわけでこれはゴニョゴニョして対処。
 次に、英語の辞書とか入れたいんだけど、USBでPCと繋いでも外部ディスクとして認識できない。ぐぐってもそんなところでトラブってる人は見つからない。壊れてるのかと思いました、ほんとに。で、わかったのはステータスバーを引きずり下ろして、USB Connectedの項目をタップすると何かが起こるということ。こんなのどうやって見つけるんだ?
 と、すったもんだしたが、なんとか使えるレベルまでは持ってこられたのは何よりだった。色々と文句もあるけれど、それはまた後日書こうと思う。

2012年1月26日木曜日

Laeの食料事情と残念な日本食コーナー

私が住む Laeという街の食料事情は良い。ことに野菜に関してはゴロカなどのハイランド地方で栽培された野菜がどんどんと運び込まれローカルマーケットで売られる。ホテルなどにもゴロカから来たトラックが直接乗り付けている。以前、ポートモレスビーに住んでいた頃、スーパーでは野菜はほとんど輸入に頼っていたが、ここでは輸入野菜の比率は圧倒的に少ない。
 また、肉に関してはLae近郊で、鶏、豚、牛が生産されており、味は日本で食べる肉より圧倒的に良い。鶏はしめてから冷凍していない肉がスーパーで普通に売られており、これを食べると冷凍肉は損した気分になり食えない。豚も然り。
 魚は一応新鮮な魚も並べられているものの、熱帯なので味は落ちる。日本向けのキハダマグロが採られているはずなのだが、最近店頭に並ばないのが残念。私は好んで冷凍のBarracudaを食べる。先日和風に甘辛く煮付けにしてみたら結構うまかった。
 このように食料事情の良いLae市であるが、日本人としてはたまには日本食も口にしたいものだ。国際食品となった醤油や味の素は常時売っているが、たとえばQPマヨネーズなんかは無い。もちろんマヨネーズは各種売っているが、オーストラリア向け製品がほとんどだ。ご存じの方も多いと思うが、オーストラリアのマヨネーズには砂糖がかなり入っている。蜂蜜が入ってるのを自慢している製品もあり、日本人には食えたものではない。また、豚がうまいのでトンカツを作り、ブルドッグトンカツソースをかけて喰いたいものだ。
 さて先日、Lae市の最大手スーパーマーケットであるFoodMartに突然日本食コーナーが出現した。横1m50くらいの棚を3つ並べたかなり大きいものだ。QPマヨネーズはもちろん、カップラーメン、お菓子類、そば、浅漬の元・・・。見たときは興奮していたが落ち着いて検討するとちょっとそのセレクションが疑問なのだ。
 例えば、そば、うどんなどの乾麺が数種類並んでいるのだが、タレがない。私は作れるからいいけど、他の日本人はほとんど男だからタレは必要だろう。カップ麺はラーメン、素うどん、にゅうめん、かけそばが同数売られていたが、お察しのとおり、ラーメンがあっという間になくなり、次にかけそばがなくなった。QPは普通のとカロリーハーフが同数並んでいたが、普通のがすぐに売り切れた。カゴメトマトジュースの缶詰もあるが、オーストラリアのJustJuiceのトマトジュースがおいしいので買う必要なし。ツナ缶は味はともかく地元でいっぱい作ってるのでこれも不要。
 最大の問題点は、全部日本仕様の商品であるため、外国人にはそれが何であるか全くわからない点だ。これでは地元の人もおっかなくてチョコレートひとつ買うわけにはいくまい。日本人もそんなに多くないため、多分これから先はそれ程売れないと思われる。
 このコーナーは無くなってほしくないので、お店に多少協力しようかなと思っている。

Laeの道路事情

 我がLaeの街もここ2−3年でずいぶん舗装工事が行われ、以前と比べて便利になっただけでなく、風景もかなり変わった。Laeに来たことのない人には全く興味がないことであろうが、現在の道路状況についてまとめておく。
 Laeは「熱帯雨林気候」の名のとおり雨の多いところで、ざっとアスファルトで舗装したくらいではあっという間に穴だらけになる。つまり雨が舗装の下の土を流してしまうわけで、Potholeと呼ばれる穴が多数出現し、ハイランドから来た連中がうんざりするくらい悪名が高かった。
 国から道路への予算がついたと報道されたのが確か2008年で、翌年にはLae市内から私が居住しているUNITECHキャンパスまでの Independent Roadがアスファルトで舗装された。それ程厚くはないが基礎工事も行われ、路肩をコンクリートで補強した立派な道路である。その後、市内を縦貫する Huon Roadが同様にアスファルトで舗装され、我が家から市街地のスーパーマーケットまで、ほぼ舗装道路を通って行けるようになった。これは大きかった。
 昨年はボタニカルガーデン北の道と、ボタニカルガーデン南からタウンに抜ける道が開通した。現在は市街地、ボタニカルガーデン北東のラウンドアバウトか らErikuのバスステーションへの道が工事中。そしてAngau総合病院前の道が着工したばかりだ。最近の工事はアスファルトではなくコンクリートで 行っている。
 迂回路の計画などをあまりしないで工事が始まるので、昨年の夏ごろ市街地では、どこをどう行っても行き止まりになってしまうことがあった。また、道路を閉鎖しないで工事することも多く、作業中のパワーショベルすれすれに通行することもある。
 道路に穴がなくなり、土埃が舞い上がらなくなり、加えて道路の脇が直線で仕切られているのが、景観にぴしっとした感じを与えている。数年前以前にLaeに来た人は、今見たら「建物は変わってないんだけど、何か違う感じ」がするだろう。

2012年1月25日水曜日

幽体離脱の正体見たり?

 学生時代,朝目覚ましが鳴り起きれないでいるとつい寝てしまって,起きて支度をしている夢を見る事がよくあった。歯を磨いて,顔を洗い,着替えをしているあたりでほんとに目が覚めて焦ったりする。くそ歯磨きからやり直しか,と理不尽に怒ったりする。
  私は先日同じように,起きたつもりが寝てしまっていた。そのとき夢を見たのだが,夢の中のでの私は件のごとく爽快に起床したのである。部屋の中は日がさして明るく 気分は爽快だったのだが夢の中の私は疑い深く、「さっきまで眠たかったのにこんなにバビッと起きられるわけがない」と思い,これは夢に違いないと考えたのであった。
 ここからが珍しい話なのだが,夢の中でバビっと起きた私がベッドを見ると、私が布団をかぶって寝ているのである。はて,寝ている奴は、私の意識が創りだした、本当に寝ている私の代理かなにかで,今このように起きて(いるつもりで)ベッドを眺めている奴(そう考えている本人)の夢を見てるんだろうか?では、こいつを起こしたらどうなるんだろうと俄然興味が 湧いてきた。そこで私は,寝ている私の布団を剥がしにかかった。しかし意外なことにこいつは顔を布団に隠したまま,はがされまいと抵抗するのである。そうこうしているうちに、私の意識ははがそうとしている方でなく,はがされまいとベッドに横たわっている方になってしまい、起こされまいと抗っているうちに,私は実際に起きてしまったのであった。
 なんとも不思議な気分だが、面白く、ベッドに腰掛けたまましばらくの間、思い出してはにやけていたのだった。自分の魂が抜け出て寝ている自分を見た、などという話を聞くが、つまりはこういうことなのではないかと思う。


2012年1月24日火曜日

メモソフト遍歴 - ただいまNixnote(?)

私のコンピュータ利用歴は、MZ80B, FM-7,PC-9801U(1983-) -> Mac(1990-) -> Windows(2001- ) と流れてきた。
 私は記憶力が残念な人なので、必然的にあらゆる情報をコンピュータ上に置きたがる。
Mac時代にNewNotepadIIというソフトを使い始めて、メモ、日記などほとんどのテキスト情報を放りこんできた。
 2001年にPNGに来ることになりWindowsへの移行を余儀なくされ、同種のソフトがないか探したところ、ArrangeNoteというのを見つけ、同様に10年近くも愛好してきた。
 2006年くらいからLinuxのデスクトップ環境が充実してきたため、WindowsからLinuxへの移行を考え始めた。また、同種のソフトがないかいくつものソフトを探したが、コレはというのが見当たらなかった。ArrangeNoteをWineで動かすというのも考えたが、2006年あたりではそもそも動かなかった。ほぼこれだけが理由でWindowsを使い続けざるを得なかったのである。それほどArrangeNoteに依存していたのだ。
 ところが去年あたりに、Evernoteはどうなんだ?と思いつき。フリー版をWindowsで使ってみた。機能的には全く満足だったので、Linux版を探したら正式版はないらしい。Nevernoteというクローンを試して見たら「使えそうだが不安定」という状況。しかしEvernoteの機能にすっかり惚れ込んで、もう無理やり移行しちゃえ、そのうちなんとかなるだろう(©植木等?)と、デスクトップをUbuntuにしてしまった。
 いざNevernoteを使ってみたらやはり不安定で、データ喪失の不安から過渡的措置として、Ubintu上でVirtualBoxを動かし、その上でEvernoteクライアントを動かすことにした。この状態でArrangeNoteのデータを変換するスクリプトを書いて、無理やりEvernoteに流し込んだ。
 さて半年が経ち、Nevernote多少はマシになったかと思い調べてみたらバージョンが1になってNixnoteという名前になっている。おおこれは!と期待してインストールして使ってみたが、うーんまだ動作があやしい。
  • メモテキストをクリップボードにコピーすることができない。
  • Shift押しながらの複数メモ選択が下から上に向かってできない。
  • 1クリックでメモを選択できないことがある。
  • Tag欄にヒストリが出てこないことがある。
  • 起動が遅い。

 ところで未だにフリー版を使って満足しているんだが、有料版のアドバンテージってなんだったか忘れてしまった。ということはこのままでいいということなんだな。

やけ酒買い

父の葬儀を終わらせてLaeに帰って来たのが2011年11月26日。即、酒・食料の調達にLae最大手のスーパーFoodMartに行ったところ、入り口にLiquorBan(種類販売禁止)の貼り紙。31th-Januaryまでとある。一瞬、今がいつだかとかJanuaryが何を意味するのかとか分からなくなった。正気に帰って青くなった。年越しをまたいで2ヶ月以上酒なし?ありえん。
 そんなことがあってから、早二ヶ月弱が経過し禁止期間もあと一週間となった。この間わがUNITECHの近くにあるArmy Barrackに直接行ったり買ってきてもらったりしたビールが、多分5ダースくらい。日本滞在中の妻から送ってもらった焼酎が2本。現在、在庫は焼酎が少々のみ。つらい日々であった。ビールと焼酎があったんならいいじゃん、と言われそうだが、俺は若い頃から、一晩でいろんな酒を飲むいやな習慣があって、この2種類ってのは正直きつい。
 あと一週間ともなると我慢の糸が緩んできて、ワインが飲みたくてたまらない。というわけで、街に行ったついでに久しぶりにLae International Hotelに行ってワイン赤白を買ってきた。各々70キナ前後。普段の金銭感覚では絶対に買わない値段だ。ちょっとおかしくなってる精神にわざと判断を任せたところもある。ホテルの建物の中に入るのは本当に久しぶりだったんだけど、内装が大幅に新しくなっていてびっくりした。顔見知りのホテルマンも何人か残っていた。以前ちょくちょく行ってたバーにいたDicksonもマネージャに出世したらしい。かつてここに住んでいたかと思うとなんとも・・・。
 最近聞いた話だが、Liquor Banが一部には評判がいいらしくて、延長するなんていう話もある。PNGの男連中の中には、給料のほとんどをビールに使ってしまって家に金を入れなかったり、酔っ払って喧嘩したり、果ては酒代ほしさに悪事を働いたりするのがいたりする。前者2種類に関してはまわりにもいっぱいいて、まあ、酒は女性の目の敵なわけだ。そんな事情だから酒に厳しくなるのは解るとしても、全面禁止はどうなんでしょう。小売業の売上も相当影響あるだろうし、高率の税収だって取りっぱぐれるはずだ。ちょっと気になることではある。